1月25日、
陕西省考古研究院は
洛陽盆地旧石器遺跡の発掘における新たな重要成果を発表した。調査によると、2011年4月から10月にかけて考古隊は張豁口遺跡の発掘を行った時に、170余平米の遺跡を発見し、異なる時代に形成した黄土層に各種の石製品を20000点出土し、遺跡の周りに脱層石製品を数百点採集した。2012年9月から12月にかけて新たに整理した遺跡の面積が1300余平米、新たに出土した各種石製品18000余点に達している。
陕西省洛陽盆地は
西安から100キロくらい離れ、秦嶺の東に位している。中国文明の発祥地の一つとし、旧石器時代に原始人類がここに住んでいた。
カナダ、オーストラリア及び国内各地の20余の文物考古機構と大学の約40人の中国旧石器考古界の専門家らは洛陽盆地旧石器遺跡が世界旧石器遺跡の中に重要な地位を占めており、世界有名なケニア東アフリカ大地溝帯、フランス阿舎利、南アフリカ旧石器遺跡及び国内有名な
河北泥和湾盆地、
広西百色旧石器遺跡と肩を並べることができると誉めている。