東北虎林園今年トラの赤ちゃん70匹以上誕生

2017年07月20日

   ただいま、今年黒竜江省東北虎林園アムールトラ(東北虎)の繁殖ラッシュがいよいよ終わりに近づく。虎林園の職員によると、今年生まれたトラの赤ちゃんが70匹以上に達し、年末まで百匹に達する見込みだ。


   園内に取材した記者により、今年生まれる赤ちゃんは体調が良く、体格もがっしりしており、活発な性格のようだ。


   飼育員によると、人工繁殖のアムールトラは特定の時期に成長した後、野生復帰の訓練を受けることになるという。アムールトラとしての野性を保つため、閉鎖的な園内環境にキジやカモなどを捕食する方法を学ぶ必要があるようだ。


   黒竜江省東北虎林園劉丹技師長が、虎林園は人工繁殖のアムールトラの良い遺伝子を維持するため、毎年生まれるトラの赤ちゃんの数と質を厳しく控えると述べた。


   黒竜江省東北虎林園は横道河子ネコ科動物飼育繁殖センターに属し、1986年に発足した際、種トラが僅か八匹おり、30年にわたる努力の結果、いまアムールトラが千匹以上に達しているという。