サムイェ寺(桑耶寺)
サムイェ・ゴンパはヤルツァンポ川北岸の哈布山の麓にあり、チベット仏教の歴史上の初の仏法僧三宝が揃った大規模寺院です。すでに千年以上の歴史を持ち、周囲には川が流れ、樹木が茂り、自然に囲まれています。
サムイェ・ゴンパは中心本堂と周囲の回廊の2つで構成され、本堂の1層はチベット様式、2層は漢族風、3層はインド様式という特殊な構造で「三様寺」といわれています。
境内には土蕃王朝以降の歴史、宗教に関する建築や壁画、彫塑などの文化遺産が保存されており、チベットにおける初期の文化宝庫の一つになっています。