狮子林

  元代の至正2年(1342年)に造園された、蘇州四大名園のひとつ。太湖石で埋め尽くされた奇石庭園として知られ、その石の形が獅子に似ていたことから獅子林と名付けられた。蘇州の西に位置する太湖から採れる無数の穴の開いた石は昔から観賞用として珍重されたため、皇帝や富豪たちは、富の象徴である太湖石を競って庭園に配したという。