拙政園

 明代の正徳・嘉靖年間(16世紀初頭)に造られた、蘇州四い代名園のうち最大の庭園。高宮を失脚した王献臣により造園されたものだが、一説には賄賂で作られたとの噂もあった。
 敷地内には東園、中園、西園の3つの部分からなり、一貫して水をテーマに造られている。約5万平方メートルある敷地のうち、その約7割を占めるのが池や堀。なかでも中園に建つ遠香堂からの眺めはすばらしい。