大清真寺
化覚寺という別名を持つ、陜西省で最も大きいモスク(イスラム教寺院)。中国四大清真寺のひとつでもある。東西に250メートル、南北に50m、敷地面積は12,500平方メートルで、4つの進院に分けられており、5つの庭がある。境内の「創建清真寺碑記」には、唐の玄宗皇帝の勅命により建立とあるが、現在残っているのは、ほとんど清時代に建てられたもの。門を入るとすぐに、鮮やかな色彩の琉璃瓦のやぐらが目に飛び込んでくる。庭には、浴室と、八角形の省心楼があり、礼拝の前にはここで体を洗い、心を清める。庭の奥の方には、羽ばたく鳳凰で造られた六角形の建築物、鳳凰亭がある。さらに進むと、大きな礼拝堂があり、モスク最大の見所となっている。