高家大院

  西安北門院144号にある高岳嵩旧居(別名「高家大院」)は、3つの中庭と4つの入口を持つレンガと木で造られた四合院で、86室の部屋があるが、現在開放されているのは56室、敷地面積は0.3ヘクタールで、400年以上の歴史を有している。 1990年代、現地政府は国有的要素を含む高家大院に基本的な修繕の手を加えた。その後、後期修繕経費の負担を軽減するため、現地政府は屋敷全体の持続可能な開発を行うことを決定した。西安の地方文化の香りをさらに多く取り入れたこともあり、修繕後の高家大院は今では西安古城の新たな観光スポットとなっている。観光客は、このレンガと木で造られた四合院の中で影絵芝居を鑑賞したり、古楽を聞いたり、また陶芸体験や、レンガ彫刻の観賞などをして、昔ながらの伝統的建造物の豊かさと中国文化の優美さを味わうことが出来る。