襄陽観光スポット
襄陽の観光スポットについては、次の紹介をご覧ください。人気の観光スポットやカテゴリー別観光スポットで襄陽の魅力を存分にお届けいたします。
宗教・信仰・寺
襄樊市広徳寺
襄陽城の西約10km、古隆中近くに位置する古刹。創建は唐の貞観年間(627~649年)で湖北省北部有数の古刹。当初は雲居禅寺といい、古隆中にあったが、明の成化年間(1465~1487年)に現在の場所に移された。お勧めの建物は高さ17mの多宝仏塔(明代)。
古鎮・古城
古隆中
古隆中は襄陽城の西約12kmに位置する。三国時代の政治・軍事家である諸葛亮が暮らしたという草庵を中心に観光地として整備された。諸葛亮は17歳のとき、戦乱を避け、故郷の山東省琅琊からこの地に移住し、10年ほど晴耕雨読の生活をおくった。やがて、諸葛亮の学識の高さを知った劉備がこの地に彼を訪れ、三顧の礼で軍師に迎えた。
建造物
米公祠
襄陽出身で、北宋時代の著名な書家・画家であった米芾(1051~1107年)を称えるための施設。元代に「米家庵」として創建されたが、戦乱で破壊され、清の康熙年間(1661~1722年)に再建された際、米公祠と改称された。
民俗郷土景観
水鏡荘
襄陽市区の南西約40km、南漳県にある水鏡荘は、後漢末も名士司馬徽の暮らした場所。彼の号が「水鏡」であったことから、水鏡荘と呼ばれるようになった。 彼は河南省穎川の出身者だが、この地に転居し、隠棲し、優秀な者を見いだし、門下生としていた。彼は偶然草庵を訪れた劉備に「諸葛亮か龐統のどちらかを召し抱えることができれば、天下を取ることができるだろう」と教え、劉備はその言葉に従い、三顧の礼で諸葛亮を迎え入れた。現在は、三国志関連史跡の出発点として整備されている。