鄭州の文化
鄭州は商の時代より3500年の歴史をもつ歴史文化名城で、中国八大古都の一つです。中国の伝説人物の軒轅黄帝はここに生まれ、三皇五帝・夏・商の時代の中心地で、中華文明の中心地です。伝統的な宇宙観で、鄭州地区は「天地の中心」で、古くから文明交流の要衝でした。域内には豊かな文化遺産が残っています。今からおよそ10万年前の織機洞遺跡と5万年前の奶奶廟遺跡などは旧石器時代の人類遺跡で、8000年前の裴李岡文化、6000年前の大河村文化、5000年前の黄帝叙事詩と3600年の商都文明などあります。禅宗の祖庭とする少林寺、道教の聖地である中岳廟、宋時代の四大書院の嵩陽書院、中国最古の登封観星台などは中華文明史上の宝物です。全市には商王城遺跡、裴李崗遺跡、北宋皇陵、軒轅黄帝の故郷、杜甫の故郷などは歴史と文化の遺跡として1万カ所近くあります。