北海市は広西チワン族自治区の南部、東経108°50′45″~109°47′28″北緯20°54′~21°55′34″に位置しています。欽北鉄道、国道209線と325線は域内を通じて、南寧、湛江などまで繋がる高速道路が設けられており、桂林、重慶、成都、広州などの主要な都市への交通が便利です。中国西南地区で陸路と海路と繋がる便利な交通の要所を築いています。北海市は中国古代「海上シルクロード」のスタートとして広く知られています。中国西部の唯一の沿海開放都市であり、空港、海港、高速道路、鉄道をすべて備えています。国内外でも人気の高いレジャー観光町です。
北海市の総面積は3337平方キロ、森林面積は11.5万ヘクタール、森林被覆率は28.6%に達しています。北海市は海に向かい合う町ですので、マイナスイオンは1立方センチあたり約2500-5000個あり、普通の都市より50-100倍高くて中国最も大きい「酸素のバー」と称されています。2005年「中国十大住みやすい町」に入選し、中国の生態環境モデル都市の賞にも入りました。
北海市の人口は161.75万人(2010年)です。海城区、銀海区、鉄山港区、合浦県、23の郷と鎮を管轄しています。チワン族、ヤオ族、苗族、トン族、ムーラオ族、マオナン族、回族、京族、イ族、水族、コーラオ族、满族、モンゴル族、客家族、朝鲜族、ペー族、タイ族、高山族、チベット族、リー族、タカン族、东郷族、ウイグル族などの少数民族は居住しています。少数民族の人口は約2.5万人です。
海洋資源が豊富で、石油と天然ガスの埋蔵量が多いです。北部湾は中国四つ漁場の一つです。合浦真珠は品質がよくて国内外で広く知られています。
有名な観光地は北海銀滩国家級リゾート、星島湖省級リゾート、冠頭岭国家森林公園、涠洲島国家地質公園、ジュゴン国家自然保護区、海底世界、海洋ウインドーなどが挙げられます。北海銀滩、海底世界、海洋ウインドーは4A級観光地となっています。中国で地質年齢が最もわかい火山島である涠洲島は中国の最も美しい島と称されています。