豊都鬼城

  豊都県は四川盆地の東南端、長江上流の両岸、重慶から172km、宜昌から476kmの所にあり、総面積は2910k㎡、総人口は74万人である。山と川に面した古城は春秋時代「巴子別城」と呼ばれ、東漢和帝永元2年に枳県から独立して以来1900年の歴史がある。また『西遊記』」、『説岳全伝』、『聊斎志異』、『鐘馗伝』など多数の国内外の著名な文学作品が鬼城・豊都の様子を生き生きと描き出している。
   主な見どころには、全国の重点名勝・長江三峡にある名所旧跡・豊都名山や、国家級森林公園双桂山がある.古代式建築の鬼国神宮、陽司街は国内最大の鬼神文化遺産で、西南地区で最も壮観な景観を誇る。また文化価値が高く貴重な匯南漢墓群、現在建設中の樹人大鬼石刻、海抜380~520mの低地にある四坪森林公园、三撫原生林、竜河風景区(鍾乳洞)などの自然景観もある。