重慶の独特な公共交通機関めぐり
山々と二つの川に恵まれている重慶は、その独特な都市模様で大人気な3D都市になっています。
重慶は唯一無二な交通システムを持っており、ビルの中を通るモノレール、長江を渡る長江ロープウェー、尽きが見えないエスカレーターなど、市民には普通に見える公共交通だが、観光客には珍しく、人気な観光スポットになっています。
一、軌道交通
幻の3D都市は軌道交通に存分に現れています。空と地下、ビルと川を通している重慶の軌道交通は市民の便利な交通手段だけだはなく、見逃してはならない人気な観光スポットでもあります。
重慶の軌道交通は6コース(1号線、2号線、3号線、5号線、6号線、10号線)が運行しており、その中で2号線と3号線はモノレールであり、1号線、5号線、6号線、10号線は地下鉄です。2号線は観光に最もふさわしく、沢山の魅力的な駅があります。
①ビルの中を通す「李子垻駅」(2号線)
李子垻駅は重慶軌道交通で唯一の楼中駅であり、重慶市渝中区にあるマンションの6階と7階にあります。
中国大陸初の楼中駅として、ビルの中を走る距離はなんと132mもあります。
重慶は神がかった山の街と言う人がいますが、それだけではなく、神がかった交通もあります。モノレールがビルの中をくぐり抜ける様子を想像できますか。こちらのビルでは数分ごとにモノレールが通しています。
なお、騒音はわずか60デシベルのため、ビルを通り抜けても住民の生活に大きな影響を与えません。
②90度ターン「平安駅」(2号線)
山の街・重慶の軌道交通は山に沿い作られています。最も急なターンは2号線の平安駅~大渡口駅の間です。約90度のターンはジェットコースターのように見えますが、車内では平穏な感じです。
このようなターンはこちらだけではなく、2号線の平安駅~馬王場駅間と臨江門駅~較場口駅間、3号線の唐家院子駅~獅子坪駅間と金渝駅~金童路駅間もあります。
③嘉陵江の景色「牛角沱駅」(2、3号線)
川に沿い運行している2号線と川の上を渡る3号線は牛角沱駅にて合流します。乗り換え地のガラス道に行ってみれば、雄大な嘉陵江と繁華な山の街を見渡すことができます。
牛角沱駅は南山一棵樹に後づき、2番目の人気な夜景鑑賞地になっています。美しいライトアップで川はより一層きれいに見えます。3号線のホームにて李子垻駅のビル通しモノレールを撮ることもできます。
④秘密花園「黄花園駅」(2号線)
地形起伏の木々の多い山の街だからこそ黄花園駅のような駅があります。その名の通り、黄花園駅はまるで秘密花園のようで、出入り口は木々に囲まれており、神秘感が漂っています。
⑤落書き展示館「烈士墓駅」(1号線)
烈士墓駅の室内落書き面積はなんと5000平方メートルもあり、中国で面積の最も大きい室内落書きです。デザインのテーマは「自由飛翔」です。
空を飛ぶ鷹、青空に白い雲、青石板、吊脚楼、自転車に乗る若者など、古き重慶の雰囲気を作り出しています。天井にある鷹には特に感動されます。
二、長江ロープウェー
「万里長江初の空中廊下」と言われる長江ロープウェーは重慶のシンボルです。50人載せられる巨大「箱」に乗り、下には長江の水、隣には立派な橋、前には高層ビルが林立しています。約5分間で渡るおよそ1000メートルの距離、山の街の魅力を存分に感じられます。
昼の重慶は時々雲に囲まれているので、長江と両岸の景色をはっきり見えないことがあります。夕方になりライトアップされたら、ロープウェーから美しい夜景を楽しめますが。夜になると観光客がより多くなるので、列に並ぶ時間が長いです。
チケット:片道20元/人、往復30元/人
運営時間:07:00-22:00、5分間/片道
三、クラウンビッグエスカレーター(皇冠大扶梯)
クラウンビッグエスカレーターの特色はデパートの中にあるものではあなく、バス、地下鉄のような公共交通機関であり、お金がかかります。
山の街の重慶では、クラウンビッグエスカレーターは観光客に感動を与える他、より大切な役割は市民に便利を与えられるものです。
アジアで2番目長いエスカレーター(アジアNo.1は北朝鮮ピョンヤンにあります)として、全長112m、高さ52.7m、傾斜度30度、片道2分30秒かかり、上半城両路口と下半城菜園垻駅を繋がります。
チケット:2元/人
運営時間:夏:06:45-21:45;冬:06:15-21:15
四、凱旋路エレベーター
凱旋路エレベーターは储奇口と較場口をつなぐエレベーターであり、重慶で最も古いエレベーターの一つであるほか、中国初の都市客運エレベーターでもあります。
重慶製のマッチ箱に現れたことがあり、都市のシンボル的な建物です。
クラウンビッグエスカレーターと似ているところがあり、公共交通機関として、上半城新華路と下半城凱旋路を繋ぎ、5階の高さを誇りに持っています。エレベーターに乗らなければ、隣の階段を登ることになります。
30年あまりの歴史を持つ凱旋路エレベーターは古くなっていたので、2017年末にエレベーターの改造工事が始まり、現在は新しい一面を見せています。