ハルビンの文化
ハルビンの歴史は悠久で、2万2千年前の旧石器時代末期には既に人間活動がありました。歴史上でずっと少数民族の集合地であり、金源文化の源です。金源文化は女真族の伝統文化を基礎とし、中原文化及び他の民族、部落文化を吸収・融合して形成し、時代と地域の特徴を備えた文化です。ハルビン市阿城地区は中国歴史上女真族の開国の地であり、金朝の首都です。ハルビンは非常に寒いので、寒さがこの都市を守る障壁になり、敵の侵略から守ることができて、城を築いた日から城壁がずっとなかったので、「城壁なしの都市」と言われています。ハルビンの冬が極めて長く、長い歴史を持つ氷雪文化があるため、「氷城」と呼ばれています。「氷城」ハルビンはまたユーラシア大陸橋の真珠と称され、ユーラシア大陸橋と空中回廊の重要な中枢であり、「ライラック城」、「東方モスクワ」、「東方小パリ」、「氷城夏都」などの美称があります。
ハルビンの氷雪レジャー文化は「氷城」の特色的な文化であり、その内容は豊富で、主に氷雪芸術、氷雪観光、氷雪文化、氷雪経済貿易と氷雪スポーツなど5つのプレートによって構築されています。現在、ハルビンの氷雪活動はすでに冬人々の主要なレジャー方式になっており、ハルビン市民に限らず、国内外の人々を引きつけて氷雪観光を行い、氷雪運動に参加し、氷雪芸術を見学し、氷雪文化を体験しています。近年、ハルビンは「氷雪の冠の上の真珠」をテーマにして、国際氷雪観光業界に影響力と知名度を高めました。ハルビン国際氷雪節は中国史上初の氷雪活動を内容とする国際的なイベントで、毎年1月5日に開幕し、1ヶ月間続いています。ハルビン国際氷雪まつは、日本の札幌雪節、カナダのケベック冬カーニバル、ノルウェーのオスロスキー祭と併び、世界四大氷祭りと呼ばれています。真冬のハルビンはまるでおとぎ話のような世界です。街で至るところに生き生きとした氷彫りがあり、目は雪の世界に囲まれ、瓊楼玉宇の上に立っているようです。これがハルビン「氷燈祭」であり、1963年からハルビンで始まった「氷雪芸術」です。それは園林芸術を頼りにして、建築と彫刻の芸術を表現の手法にして、電燈の光を光源にして、各種の氷の景色を作ります。毎年1回の「氷燈祭」は、氷燈エキシビションが芸術の世界となり、国内外から多くの観光客引きつけます。