河池観光

河池市は金城江とも言い、山の中にある町です。広西チワン族自治区の北西部、雲貴高原の南麓、東経106°34'~109°09'北緯106°34'~109°09'に位しています。東は柳州市、南は南寧市、西は百色市、北は貴州省の黔南プイ族苗族自治州に接しています。東西の長さは228キロ、南北の幅は260キロ、総面積は3.35万平方キロあります。黔桂鉄道は市内を通っています。一番大きい川である紅水河は町を流れています。

総人口は450万人(2014年)、市街地の人口は約32.5万人です。チワン族、漢族、ヤオ族、ムーラオ族、マオナン族、苗族、トン族、水族、トウチャ族は昔からここに住んでいます。少数民族の人口は321万人、総人口の83.67%を占めています。少数民族の最も多い地区の一つです。河池市は金城江区、羅城県、環江県、南丹県、天峨県、東蘭県、巴馬県、鳳山県、都安県、大化県を管轄し、県級市である宜州市を差配しています。

低い緯度にい位置する河池市は亜熱帯モンスーン気候に属します。年間平均気温は16.9℃~21.5℃、年間平均降水量は1200~1600ミリです。夏が長くて暑い,冬は短くて暖かいです。年間日照時間はおよそ1447~1600時間あります。熱量と降水量が豊富、無霜時期が長いです。

特産物が豊富で「特産物貯蔵庫」と称されています。統計により、食用価値のある特産は約500種、薬用の植物は約160種あり、買収量は500トンぐらいに達しています。首烏、じおう、ぶくりょう、板藍根、三七、シュクシャ、付子などは大口の薬用植物です。そのほかにオオヤモリ、ハクビシン、山瑞、蛇などは養殖しています。香料、植物の脂、澱粉、繊維化学原料などに作る様々な植物や花卉が多くとれます。

巴馬ヤオ族自治県を中心にする盤陽河流域は世界で有名な「長寿の里」です。巴馬村の百歳の長寿率は29.5/10万で世界のトップとなり、百歳以上の老人は81人います。長寿になれると言う訳はいろいろあるが、主な原因は良い飲食習慣ときれいな空気にあると認められています。

河池市は有名な「銅鼓の里」とも呼ばれています。資料によりますと、世界には銅鼓は約2400個しかないのに河池市には約1400個あり、そのなかに東蘭県には約400個あります。

有名な観光地は宜州市の下梘河、水晶宮、百魔洞、百弄国家地質公園、南丹温泉、六甲小三峡、紅水百里ギャラリーなどが挙げられます。