ギャンツェ観光スポット

ギャンツェの観光スポットについては、次の紹介をご覧ください。人気の観光スポットやカテゴリー別観光スポットでギャンツェの魅力を存分にお届けいたします。

宗教・信仰・寺

パンコル・チョーデ(白居寺)

パンコルチョーデ(白居寺)はギャンツェ県東北部に位置し、標高は3900mに至ります。パンコルチョーデはチベットの各教派が共同で創建し、サキャ派、ゲルク派など教派が一つの寺院に共存していました。そのためパンコルチョーデでは各教派が5、6個の扎仓(仏堂)を持ち、チベット仏教の歴史上でも特殊な影響を受けた寺であると言えます。 パンコルチョーデは塔と寺の2構造を持つ典型的なチベット仏教の寺院建築であり、寺の中に塔があり、塔の中にさらに寺があります。これは13世紀末~15世紀半ば、シガツェにおける寺院建築の典型的な造りであり、唯一、寺塔とも完全に保存された大型建築群でもあります。また、地形をう...

民俗郷土景観

ギャンツェ・ゾン(宗山城堡)

ギャンツェ県(江孜県)の中心にある岩山の頂に聳え立つギャンツェ・ゾン(宗山城堡)は、「英雄の城」とも呼ばれています。 1904年、イギリスの武装使節団が開国を求めてチベットに進攻した際、ギャンツェ・ゾンは激戦区となっていました。ギャンツェを守る軍人たちは宗山で砲台などの防御工事を行い、この戦いは8か月間も続きました。実力で遥かに勝るイギリス軍に対し、この地を守っていた軍隊と民衆は弾薬も食糧も尽き、最後は崖から飛び降りて、その身を犠牲にしました。現在もその当時の砲台などが残されています。

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