ローバ族

                              

   主にチベット自治区南東部林芝の察隅、墨脱、米林などに分布しています。ローバという言葉の語源はチベット語で、「南部の人」の意味で、チベット族の人に対する呼称です。ローバ族の生活習慣はチベット族の影響を強く受け、日常の飲食及び食品の製造方法は基本的にチベット族の農業地区と同じです。焼き肉、干し肉、栗などを好んで食べます。ローバ族の各部族、それぞれのトーテムを崇拝して世代伝え、今日に至っています。この遺風は人類の古い原始宗教の重要な形式で、鬼神の庇護を求め、五風十雨を祈ります。