広西は「壮族三月三」によって5連休
2018年04月17日
2018年「壮族三月三」の休みが決まった。壮族三月三の休みが4月18日と19日で、20日(金曜日)と15日(日曜日・出勤)を入れ替えてから、18日~22日の5日間連休ができるようになった。これは広西人民ならではの休日である。
「壮族三月三」が毎年旧暦の三月三日に当たり、広西各地の人民はこの盛大な節句を祝う。この祝日は唐宋時代から始まり、明清時代で盛んに行われた。源について、少数民族が春の農業繁忙期を送った後、数日の休みをして、豊作を祈る。山歌を歌い合うのがそのレジャーと祈りの主な形式である。ある所では各家族の主人と客が山坂で歌い合い、ある所の歌合戦が3日間をも続くことができる。
ある所では山歌を歌うとは限らないが、この日に、鶏や家鴨、魚を持って山拝みに行き、清明節のように祖先を祭る。また、ある所ではお客様を招き、自宅で芦笙(タケ製管楽器)踏堂(踊る)を行い、自宅作りの五色もち米を盛って、自制のお酒を飲んで、壮族の芝居、闘牛などを鑑賞して、旧正月のような節句を楽しむ。
従って、自治区人民政府は2014年から、「壮族三月三」を広西少数民族の節句に明確し、全自治区範囲で2日間休みすることを決定した。
「壮族三月三」が広西各民族共同の祝日でもある。広西だけではなく、新彊、寧夏、西蔵(チベット)、またそのほかの自治区、自治県も自分の少数民族の伝統風俗による休みがある。