三亜旅行
三亜は海南島の最南端に位置する海南省第2の都市で、中国最南端の熱帯浜海旅行都市で、中国空気質の最も優れた都市に輝いています。平均寿命が80歳を持ち、全国長寿の里として知られています。三亜は鹿城という別称があり、「東方のハワイ」と言われ、海南島中最も美しい浜海風光を誇りに持っています。
三亜は総面積が1919.58km²で、総人口が58.56万(2014年)、リー族、ミャオ族、回族などの少数民族も多く住んでいます。
三亜は熱帯海洋モンスーン気候に属し、海洋気候に大きく影響されています。年平均気温が25.4℃で、気温最高の7月に平均気温が28.4℃に対し、気温最低の1月に、平均気温が21℃です。年平均日照時間は約2563時間あります。
海南島は、長らく罪人の流刑地とされてきたが、特に三亜は、この世の果てを意味する「天涯海角(tian ya hai jiao)」と呼ばれる土地があります。しかし、冬でも平均気温20℃を下回らない気候を活かし、中国有数のビーチリゾート地として整備が進められていた結果、中国国内はもちろんのこと、ロシアや日本、韓国などの国からのリゾート客が急増し、町中にはキリル文字や日本語、ハングルが目に付きます。
三亜のビーチは、3つの有名なエリアに分けられています。まずは三亜東部に位置する亜龍湾で、このエリアには国際水準のリゾートホテルが並び、まさに東洋のハワイと呼ばれるにふさわしい雰囲気が漂っています。2つ目の大東洋は、古くからのビーチリゾートで市街地に最も近いです。3つ目は、市区西側に長く延びる三亜湾で、ホテルは道一本を挟んで陸側に位置しており、浜辺に向かうにはとても便利です。
町から山に入ると、リー族などの少数民族が昔から暮らしている村が点在しています。観光客向けの民俗村が開かれているスポットもあります。代表的な観光スポットに、亜龍湾国家旅遊度假区、大東海、天涯海角、西島、大小洞天などが挙げられます。
三亜の観光シーズンは、10月の国慶節(中国の建国記念日)の連休から翌年の5月まで、特に春節の時に混雑は激しいということです。