シンセン博物館新館
深圳博物館は1981年に設立した深圳市博物館をもとに1988年11月1日に開館した。深圳には約6000年も前から人類が生活しており、1600年前に郡や県が置かれ、各地の古城は600年以上の歴史を持つ。深圳博物館にはこうした遺跡や旧跡から出土した文物や国内外から寄贈された文物を収蔵し、古代芸術博物館として収蔵文物や自然標本、民間収蔵文物を展示し、深圳の文物と歴史研究の中心となっている。深圳博物館旧館には野生動物や海洋生物の展示が常設していて、1000を超える野生動物の標本、同じく1000を超える海洋生物の標本や古代生物の化石標本及び数多くの海洋資料が展示されている。深圳博物館新館には古代深圳、近代深圳、深圳民俗、深圳改革開放史、子供館のテーマごとに常設展示を行っている。
新館は深圳市のシンボル建築である市民センターの東側に位置し、市民センターを中心として全体が翼を広げた鳳のような造型を成している。2008年に中国改革開放30周年記念に合わせて会館され、展示品の示す様々な歴史の情報と業績が芸術的手法とハイテク技術を用いて雄大且つ生き生きと表現されている。今後、文物収集収蔵、考古研究、展示観覧に教育推進も視野に入れ、より総合的且つ多機能、開放的な博物館へ発展し、深圳の歴史文化への理解と認識を高める上で重要且つ最適な空間といえる。
深圳博物館古代芸術館(旧館)(月曜日休館)
住所:広東省シンセン市同心路6号
開館時間=9:30-17:30(入場料は閉館の30分前まで)
交通:
地下鉄1号線:科学館駅
市委員会駅 :観光バス1、観光バス2、 3、8、12、101、103、104、113、203、204、K113、K204、223、215、311路バス