無人コンビニ

                                      

名前の通り、本当に店員は誰もおらず、入店、支払いともにQRコードですべて完結します。店舗型から自販機に近い感じの仕組みまで、様々です。201612月、米アマゾンが初めてアメリカで「Amazon Go」という無人コンビニをオープンしました。その後、無人コンビニマーケットは世界中から注目され、急速成長を迎えています。特に、スマホとインターネットの普及率が高い中国では、無人コンビニは未来を象徴するサービスとして、WeChatpayとアリペイから短期間で決済を完了できます。2017年にアリババが中国で初の無人コンビニ「淘カフェ」をオープンしました。その後、Take GoBingo Box、簡24F5未来商店などの無人コンビニがオープンし、一挙に多く出現しました。深センの無人コンビニもいくつか存在し、今回は「WellGo」という無人コンビニが例として紹介します。「WellGo」は201788日に正式オープンし、「天虹商場有限公司」という深センの企業が運営しています。店はわずか12平方メートルでコンテナ型であり、通常は施錠された状態で、顔認証してから入店し、会計を正常に済ませれば退店できます。使用方法は、まずは「WellGo」アプリをダウンロードして会員登録する必要があります。アプリをスマホにダウンロードすれば、あとはQRコードを入り口でスキャンすれば、ガチャっと音がしてドアが解錠されます。 店に入ると、様々な商品があり、コーヒーの自販機まで設置されています。商品には、それぞれRFIDタグが固定されています。お会計は、専用の会計台が一台だけ用意されていて、会計台の正面にあるカゴのような場所に商品をまとめてガサッと全部同時にまとめて投入すればいいです。バーコードとは異なり一つ一つスキャンせずとも、複数の商品を同時にスキャンし、RFIDの最大の特徴です。今回購入した商品をまとめて投入した瞬間に正面のスクリーンに購入した商品のリストとその価格、右下に合計金額が表示されます。投入後金額表示までのスピードはかなり早く、ほぼ瞬間に終れます。お会計は、アリペイあるいはWechatpayで決済します。 退店する際は、お会計を済ませた商品を入り口で自動にスキャンするセンサーがあり、センサーが会計済みを認識すれば、簡単にドアが開いて解錠して退店できるという仕組みです。もし、何も買わなければ、探知する商品もないので、センサーが何も購入していないことを認識しドアが自動的に解錠されます。