石家荘観光スポット

石家荘の観光スポットについては、次の紹介をご覧ください。人気の観光スポットやカテゴリー別観光スポットで石家荘の魅力を存分にお届けいたします。

宗教・信仰・寺

正定寺廟群

 正定寺廟群は、石家荘市区の北約15kmに位置する正定県の中心部に点在する文化的遺跡群。正定はすでに1600年以上の歴史を持つ町で、現在でも古い町並みが残っている。この町は古くは常州と呼ばれ、日本でもなじみ深い三国時代の名将趙雲の出身地としても知られている。  町には隆興寺、天寧寺、広恵寺、開元寺などの古刹のほか、孔子を祀った県文廟、町の南側に位置する南城門など数多くの建築物が残っている。  中でも最大規模で有名なのが隆興寺。建立は586年(隋の開皇6年)で、当初は龍蔵寺といい、現在の名前となったのは1710年(清の康煕49年)。また、多くの皇帝が寄進を行ったが、宋の建国物趙匡胤(太祖)は...

博物館・美術館

河北省博物館

 河北省博物館は、河北省の歴史や文化を中心に展示する総合博物館。本館は北京の人民大会堂を見本にして建てられたもの。15万余りの文化財を収蔵し、その中から選び出したものを展示している。  古代河北、近代河北、当代河北などの五つの常設展示があるが、なかでも後漢の中山靖王劉勝の陵墓から出土した文化財は一見の価値がある。

橋梁、河川・滝・湖沼

趙州橋

 趙州橋は石家荘から46kmの所にある石橋。安済橋や大石橋とも呼ばれ、現在では中国の国家重要保護文化財に指定されている。  この橋は7世紀初め(隋の大業年間)、名工李春によって建設された。全長64.4m、幅9.6mのアーチ型の石橋で、欄干には隋代様式の彫刻が施されている。完成から1400年ほど経っているが、その間10度の水害、8度の戦乱に耐え抜いた。1966年邢台(40kmほど離れた町)で発生した地震7.6の地震でもびくともしなかったそうだ。