望海楼教堂
望海楼教堂は、海河橋の斜め向かい、獅子林大街の西端に位置するカトリック教会。アロー戦争(1857~1860年。「第2次アヘン戦争」とも呼ばれる)の結果締欠された条約によって、内地への布教を認められた後、フランス人宣教師が中心となって1869年に創建したもので、当初は聖母得勝堂といった。
創建当初から周辺住民との間でトラブルが頻発し、1870年には天津教案という事件が勃発し、フランス領事館とともに襲われた。その後、義和団事件(1900年)では2度破壊され、現存するものは1904年に再建されたもの。