天津の美食
狗不理包子
小麦粉や豚肉などを材料にした軽食で、1858年(咸豊年間)に作り出された。今では100年以上の歴史を持つ「天津三絶」食品の一つです。狗不理包子の麺、具の材料は精緻で、作り技術は厳格で、外形は美しいのです。狗不理包子は鮮肉包子を主にして、三鮮包子、海鮮包子、渍け物包子、素包子など6種類あります。皮が薄くて餡が大きく、とても美味しいのです。
耳眼もち揚げ
「天津三絶」食品の一つで、清の光緒年間に作り出されました。もち米を皮にし、アズキ、赤白砂糖を炒めて具にし、ごま油で揚げます。完成品の外形は扁平状で、淡い黄金色、あんの中心は黒と赤です。脆くもちもちして美味しいのです。
十八街麻花
「天津三絶」食品の一つで、「桂発祥」と呼ばれる中華老舗から由来します。乾燥した所に数カ月放置すると風味が落ちず、色と香りのそろった伝統的な軽食です。
猫聞かずギョーザ
猫聞かずギョーザは1996年に創立され、天津の有名な軽食です。狗不理を模した名前で作られたブランドです。あんには豚肉と白菜、豚肉とニラ、豚肉とフェンネル、豚肉とセロリの4種類があります。主に冷凍食品として販売されています。1997年に中国料理協会から「中華名軽食」に認定され、「天津四絶」と呼ばれます。
せんべいお菓子(煎餅菓子)
せんべいお菓子は天津で有名な食べ物で、天津の人はそれを朝食としています。緑豆のパンケーキ、卵、油棒でできて、更に葱、唐辛子の味噌で組み合わせます。 美味しい辛さが特徴的です。
甘栗
濃いブラウン色を呈し、油はピカピカで、皮は脆く簡単に剝がれます。甘くて美味しのです。
石頭門坎素食饅頭
100年余りの歴史があり、清の乾隆末期に宮南大街にオープンした真素園から由来します。皮が大きくて、噛み応えがあります。その独特な素食の香りが強くて、後味が尽きません。
梨もち
蒸した米に各種のジャムを塗る軽食です。味が千変万化して美味しいのです。
胡麻焼き
小麦粉、油、胡麻などで焼いてつくります。色は金色で、外皮はカリカリし、内部は柔らかく、味が美味しいのです。