乾県鍋盔

乾県鍋盔は咸陽市乾県の特色麺料理で、その起源は歴史的も古く、公元624年から705年、唐の時代に唐高宗・李治と女皇帝・武則天の合葬陵墓である乾陵を修築していた際、修築労働者が多すぎて炊事道具が足りなくなってしまい、ヘルメットを代用して作る餅(糊状小麦粉を焼いた麺料理)が発明されました。ヘルメットは中国語で「盔」と呼ばれており、ヘルメットを鍋として作られた餅として「鍋盔」と名付けられました。乾県鍋盔は直径約26cm、深さ約6cm、菊の花のような形をしています。