曼聴公園
曼聴公園は景洪市の東南部、瀾滄江と流砂河の合流点の三角地帯にあり、市内から2キロを離れています。敷地面積は2.4万平方メートルです。公園に完全に保存された古いタガヤサンが500本もあります。自然風景と人文景観を融合した景色の美しい公園です。
曼聴公園は元々はタイ王さまの御花園でした。タイ語で“曼”とは村のこと、“聴”とは木と花を植えることを指します。玄関は公園の南側にあります。園内には民族文化広場、藤本植物区、熱帯蘭畑、孔雀園、放生湖、仏教文化区、植木記念区、茶園文化区など設けられております。
公園の玄関に入ると、目の前に映るのは周恩来首相の銅像です。1961年4月15日に周恩来首相は水かけ祭りに参加したことを記念として建てられました。周恩来首相はタイ族の民族衣装を着て左手は水鉢、右手はオリーブの枝を持っています。銅像の左側にはタイ国のプリンセスさまの植えた中タイ両国友好を象徴する菩提樹が2本あります。
孔雀園の中には100以上の孔雀が放し飼いにされています。孔雀と一緒に写真を撮ることができます。
民族文化広場でドラゴンボートの競技と砂積みというタイ族伝統的な行事のショーを観賞することができます。
仏教文化区には東南アジアで名高いシーサンパンナ総寺院である瓦叭潔、白塔、八角亭、放生湖があります。ここで、線香立て、仏参、放生などの仏教行事に参与したり貝葉経を見学したりし、南伝上部仏教の文化を味わうことができます。
藤本植物区中の6千万平方メータのタガヤサン林には藤が木に絡みついて生い茂って、珍しい花が咲き誇っています。青い波打つ放生湖、うっそうと茂った青い芝生、咲き乱れている花はお互いに引き立て合い絶妙のコントラストを成します。動植物が生息し、涼しげな雰囲気を感じてくれます。
曼聴公園はシーサンパンナの最も古い公園であり、もう1300年以上の歴史を持っています。昔はシーサンパンナのタイ族王さまの御花園、封建時代のシーサンパンナの領主と土司だちのレジャーリゾートであした。言い伝えによりますと、タイ族お妃さまはここに遊びに来た時に公園の美しい景色は魂までを引き寄せていたそうです。そして公園は春歓公園と名付けたのです。タイ語でいえば魂の公園を意味することです。