鐘楼、鼓楼

景山公園の北、北京の中心軸にある鐘楼.古楼は、明清代には時計が置かれ、太鼓で時刻を知らせた場所である。
鐘楼は旧北京城の中心軸(景山公園の頂に立ち、南北を眺めるとよくわかる)の最も北に位置する高さ47.95mの建築物で、中に高さ3.5m、直径1.5mの巨大な鐘が納められている。鐘楼は1420年(明の永楽18年)に万寧寺跡に建立され、1747年(清の乾隆12年)に再建された。
鼓楼は1272年(元の至元9年)に建てられた斎政楼を基礎に、1420年(明の永楽18年)と1800年(清の嘉慶5年)の2回にわたって修復された。中には高さ1.79m。直径1.42mの大太鼓がある。
付近には胡同が多く、胡同の途中で立ち寄る観光客も多い。