ホイコーロー(回鍋肉)

   ホイコーロー(回鍋肉)は四川民間の伝統的料理で、熬鍋の肉とも言います。歴史が悠久で、食べる人が多いことから、独特な風味を持つ四川の有名な料理になっています。四川では家でホイコーローをよく調理しています。四川に来た以上、四川のホイコーローを食べないわけにはいかないことを、諺では「蜀に入ってホイコーローを食べなければ、四川に行っていないことと同じ」というふうに言っています。長く他郷にいる四川人が四川に帰ったら、まず食べたいと思う料理はホイコーローだと言われています。

   現在ホイコーローの種類はたくさんあり、連山のホイコーロー、干ササゲのホイコーロー、赤ピーマンのホイコーロー、ワラビのホイコーローなどが挙げられます。脂身があるのに全然脂っこくなく、食べても嫌な感じがしません。

   食べ方は基本的に2つあります。白ご飯のおかずとして食べると満足感がいっぱい感じられます。また、小麦粉で作られた直径5センチの鍋餅の中に炒めた肉を入れて挟んで食べても良いです。