成都花会 旧暦の二月十五日

   成都花会は唐、宋の時間から始まり、今まで約千余りの歴史があります。花会は成都西門外にある青羊宮で行われます。伝説によると、道教の始祖の李老君の誕生日は旧暦の二月十五日のため、唐代以来、民間は年に一回縁日の日をそこで催します。また成都の2月は晴れの日が多く、暖かい百花の満開な季節であるため、二月十五日は百花の誕生日だとも言い伝えられています。そこで、毎年2月にそこで花会も行われます。

   その日になると、成都近くの国営、集団の花畑と多くの花を専門にする農家は、各自で育てた貴重な花卉、家の盆栽、盆景などを青羊宮まで運び、日覆いを掛け、露店を出し、展示即売を行います。