東鶏冠山北堡塁

 水師営の南東に位置する東鶏冠山に築かれた日露戦争時のロシア側防御要塞跡。各場所に大砲が設置され、入港してくる敵艦へ向けて砲撃した。1904年8月の第一回旅順総攻撃では、この要塞のために全滅させられている。日本軍はトンネルを取り何とか陥落させたが、そのときの日本側の死傷者は9000名を教えた。現在、堡塁があった場所には旅順日俄戦争陳列館がある。