大同の文化

大同に多くの文物と古跡を残し、世界的文化遺産である雲岡石窟を除いて、全国に現存する遼金時代以前の建物が少ない状況の下では、大同に現存する遼、金、元、明、清の建物数と規模の大きさなど建築芸術の珍品は非常に珍しいのです。その中で、遼金の建築には「遼金芸術博物館」と称される華厳寺があり、その大雄宝殿は全国最大の仏殿の一つです。精巧な彫刻を施した「天宮楼閣」は「海内孤品」と呼ばれています。善化寺は中国に現存する遼金時代の寺院の中で最も完全な配置です。元代の建築には関帝廟大殿があり、明代の建築には国内で現存する最大の九龍壁などがあり、清代の建築はどこにでもあります。大同は「三代京華、両朝の重鎮」と称されます。特に雲岡石窟、北魏の懸空寺など代表とする北魏の文化を有します。華厳寺、善化寺、観音堂、覚山寺塔、円覚寺塔などは遼金文化を代表します。辺塞の長城、兵堡、龍壁、明代の大同府城などは明・清文化を代表します。鮮明な地域文化の特色を構成して、平城文化、辺塞文化と仏教文化を有します。