陽朔西街
陽朔は桂林より南に約65キロ、漓江下りの終着点であり、車で行けば1時間程度で着く距離にある。西街はその中心街である。周囲は桂林観光の一番の見所となっている珍しい山々に囲まれており、桂林とはまた違った山水風景に、近年来多くの外国人が足を運んでいる。街が観光地となる以前からも多くの西洋人が滞在していたため、洋人街とも呼ばれている。西街ではほとんどの店の前に中国語と英語の看板が掲げられており、街には英語を話せる中国人が多くいる。西街には、みやげ物店や飲食店だけでなく、手ごろな値段のホテルも数多く軒を連ねており、一年中多くの観光客を迎え入れている。中国南方の伝統的家屋の姿と、石畳の街道が周囲の山々と溶け込み、穏やかな空気が流れる街で、ゆっくりと時間をかけて歩いたり、写真や絵を描いたりするにはとてもいい場所である。ごみも落ちていない綺麗な街と、山水が育くんだ新鮮な空気、この素晴らしい環境の中で、自然の魅力を堪能しきるには1、2泊は必要でしょう。周囲の見所としては、近年再整備された陽朔公園、月亮山、映画「劉三姐」の舞台となった大榕樹、蝴蝶泉、碧蓮峰など数多くある。時間のとれる旅行では、貸し自転車でのサイクリングで、自由に陽朔の街と周辺を散策することをお勧めする。