桂林の民族風情

   桂林は多民族が暮らしている都市で、チワン族、回族、ミャオ族、ヤオ族、トン族といった28の少数民族を持ち、桂林市総人口の約8.5%占めています。桂林の少数民族は素朴で独特且つ多彩な民族風情を持っており、チワン族の三月三歌祭、ヤオ族の盘王節、ミャオ族の盧笙節、トン族の花炮節など、たくさんの祭りがあり、国内外の観光客を引きつけています。少数民族として服飾や食文化、祭りや宗教、言語や文字まで自らの伝統的風習を保っています。
  • 龍勝紅ヤオ族の服飾

    龍勝県は桂林から70キロ離れた少数民族自治県で、その主な少数民族としてヤオ族の2万6千人が泗水郷、和平郷に住んでいます。同じヤオ族でも、紅ヤオ族、盤ヤオ族、花ヤオ族があり、それぞれの民族服飾と生活習慣が違...

  • 桂林の禁風祭り

    禁風祭りは臨桂県の伝統的な節句で、旧暦の正月二十日に桂林市臨桂県廟坪圩で行われます。 伝説の中で、大昔の正月二十日に、空が曇ってき、地上に風が狂うほど強い、このような珍しい風で農作物、部屋が壊さ...

  • 桂林回族の清真寺(モスク)

    桂林には約9000人の回族の人々が暮らしており、その信仰に所属する清真寺(モスク)は、崇善路清真寺、馬坪街清真寺などの14か所が挙げられ、1100年ほど前に中国北方から移動してきたイスラム教を信仰する回族の人...

  • 紅ヤオ族のヘアスタイル

     桂林龍勝県の山岳地帯に住んでいる赤ヤオ族の女性たちの最大のイデンティティと言われるのは、その独特なヘアスタイルでしょう。彼女たちは毎日かなりの時間をかけ、自分の命と同様のこの髪の毛を丁寧に手入れしています。自身の髪に対...

  • 桂林龍脊のチワン族の服飾

     桂林龍勝県にある龍脊周辺に住んでいるチワン族の女性たちは、長い歴史の中で山岳地帯にも適応できる独特の服飾を愛用してきました。チワン族女性の服飾は、まず素朴でゆったりとした印象があり、襟が平らで、前身が真ん中で割れており...