西山公園
桂林市の西側に位置し、桂林の第二の総合公園で、西山と隠山を含め面積2k㎡に及びます。公園の入口には溥儀の弟で中国現代の著名な書道家である啓功氏が書いた「西山公園」の扁額があります。
次に公園の観光ポイントをご紹介いたします。
西山は唐の時代、仏教の聖地として西慶林寺が建てられ、中国南方の5大禅林の一つとされていました。現在でも山の側面には200の仏像が残っています。
隠山は西山の東南、蓮の池の中にあるぼんやり佇んでいる山ということから名づけられました。
千山は高さ207m、ぐるぐると曲がりくねった山道で頂上まで登ると、桂林の町並みときれいな山水風景が一望することできます。
桂林熊本館
1990年10月に落成した日本民家式の建物です。常設展示庁、特殊展示庁、記念花園に分けられています。常設展示庁には八畳室と茶道室のほかに、熊本の写真や伝統的な工芸品が飾られています。特殊展示庁では桂林市と熊本市の様々の交流や展示会などの活動が行われます。当館は、桂林市と熊本市、さらに両市民の友好とその活動の結晶であり、象徴と成っています。
桂林博物館
桂林の歴史と文化を主とする地方博物館です。2年ほどの期間で建設され、1988年12月に開館しました。序庁や報告庁やお客をもてなす接待庁や文物倉庫、8つの展示庁から構成され、桂林文物、広西少数民族国際、著名人からの寄贈品など21500件に及ぶ文物が保管されています。また、様々の芸術作品の展示会も開催されます。
西峰
西山の西にある峰です。遠方から見ると、西山諸峰のなかでも最も高い峰としてそびえ立っていることが分かります。日暮れ時になると、真っ赤な夕日に浴びて美しい景観を生み出しています。また、龍頭石林を見ることができ、頂上まで登ると、周りの水田や蓮の池、桂林の町並みも一望できます。
観音峰
西山の中で西峰に次ぐの高さの峰です。石彫仏像の宝庫と讃えられています。石段を一段一段上ると、両側には数多くの仏像を目にすることができます。特に、山脊にある唐の時代のヴァイローチャナ(Vairocana)仏像とその下に記されている造像記が有名です。近くには西峰亭があり、西峰の美しい夕日を見る一番のポイントとされています。