鑑山寺
鑑山寺は陽朔県にある観光景勝地「月亮山」の雲集山の麓に位置している。唐開元の初年(西暦紀元713年)に建てられ、桂林では一番古い寺の1つである。宋、元、明や清の時代を経て、お寺のお参りが1200数年盛んでいた。史料の記録によると、唐代の有名な高僧鑑真が5度目の日本渡海失敗の際、海南島から揚州に戻る途中、立ち寄ったお寺だそうだ。ここで鑑真は丸一年を過ごしたといわれている。その時、鑑真が常に鑑山寺で学術を講演し、戒めを授けていた。鑑山寺は唐の時代の仏教建物をまねて建てられ、広西では一番規模の大きい寺院と言える。
鑑山寺は唐の時代の古い建築風格をまねて作られ、質朴優雅さを持ちながら、雄大壮観さも持っている。建築面積は5589平方メートル、建築群体を北へ向き南に座らせている。主な殿堂は典型的な古い寺の作り方によって、山門、天王殿、仏殿、蔵経閣が中軸線に造られ、东から西への建築は観音殿、文殊殿、普賢殿、地藏殿、鐘鼓楼、画廊、石碑などがある。すべての建築は観光客が仏教文化の源を理解してもらう場所、見学する場所、そして仏事の交流活動を行い、参拝の場所である。山門の両側には斋堂、香客楼が設置してあり、仏教の信者が食事する場所と泊まる場所である。寺内には亨哈将军、四大天王、弥勒仏、韋驮菩薩、釈迦牟尼仏、阿弥陀仏、薬師仏、観音菩薩、普賢菩薩、菩薩、文殊菩薩、18羅漢、48つの仏像が設けらている。高さ18メートルの大雄宝殿内にある「三世の仏陀」は高さ7メートルにも及ぶ。
鑑山寺では聖地を巡礼し、線香を立て、仏教を信じるなどの仏教活動が一体になっている。また月亮山、古榕公園、聚龍潭など集まった観光景勝地に近く、地理的に恵まれた位置にある。