五排河漂流

五排河漂流は桂林から138キロ離れ、車で行く場合約3時間半かかります。五排河は潯江とも呼ばれ、華南第一峰の猫児山南西麓にあり、海抜1883mの紫金山に源を発し、資源県内で二番目の長い河です。車田、両水、河口と三つの民族郷を流れ、西の柳江に注ぎ、珠江に属しています。
全長約30kmの五排河は、河面の広さは5~30mで、落差300mほどありますが、途中には地下水と渦がなく、漂流に適した安全なスポットです。激しい勢いで沸きあがる五排河の流れは手綱から開放された馬のように深く静かな谷間で走っているようです。水流が険しく奇石が多く、森林は静かで滝が美しいのが特徴であり、「桂林の黄河壺口」「虎跳峡」などと讃えられています。
谷は深くて穏やかで、早瀬が多く高い山に囲まれて、両岸の優美な景色は少数民族の息吹を強く感じられます。筏やカヌーに乗って川を下ると、まるで静かな谷間で探険しているようです。俗世の喧騒が急に鳴りをひそめ、姿を消し、古風で飾り気がない原始的で純粋な自然の境地に導いているように感じられます。
五排河漂流は現在、桂林観光の新たなブラントの一つとして、急流下りやリハビリテーション、激流回転(ウォータースラローム)などを展開しています。2001年8月に全国漂流招待試合を行い、中国全土で最も盛んな激流回転のポイントと言われています。
次に漂流の特色と注意事項をご紹介します。
五大漂流部落
五排河の沿岸には五つの村落があります。それぞれは漂野部落、漂瓶部落、漂木部落、漂苗部落と漂ヤオ部落です。各部落が異なる漂流文化と民俗文化を受け継いでいます。
三つの漂流コース
激情勇士の漂流とロマンチックな奇石漂流とセルフサービスレジャー漂流の三つが用意されています。途中の河道の特徴に合わせ、五排河大地芸術公園と五排河奇石観賞公園の公園が作られ、無料で開放されています。
注意事項
※漂流シーズンは毎年4月中旬から10月の中旬までです。観光シーズンは5月中旬から9月上旬までです。
※14歳以下の子供と高血圧や心臓病の方、障害者の方の漂流は禁止となっています。予めご了承ください。
※ボートは8人乗りで、6人以下の場合はボートをチャーターすることになります。