南京観光

南京は2470余年の歴史を持ち、10の王朝が都を当地に置き、北京、西安、洛陽に並ぶ中国4大古都の一つです。多くの文化・歴史的遺跡が残され、秀麗な山河と一体となり、南京市独特な歴史・文化的雰囲気を形成しています。

南京の東には、運河と庭園の街、蘇州があります。「天に極楽、地に蘇杭」という中国の古い言葉通り、蘇州・杭州は極楽に匹敵する所だとして、その素晴らしさが讃えられてきました。蘇州の古典庭園もまた、世界遺産に登録されています。

南京市は第一期の全国優秀観光都市と国家レベルの園林都市に選ばれました。1人当たりの緑地面積は9.2平方メートル、都市緑化率は42%で、国内各都市において最も高い数値を示しています。山、水、城、森の一体化が南京市の主な特色として挙げられます。長江、秦淮河は南京市の市街区を流れ、玄武湖と紫金山は一体となって鐘山景勝地を構成しています。600年余りのを歴史を持つ明の城壁が23処現存し、世界でも最もよく保存された代表的な皇室城壁となっています。

南京は総面積が6597平方キロメートルで、総人口が823.59万人(2015年)います。南京は北亜熱帯湿潤気候に属し、年平均降水日数が117日、年平均降水量が1106ミリ、相対湿度は76%で、年平均気温が15.4℃です。

南京は中国優秀旅行都市として、鐘山風景名勝区、夫子庙秦淮風光帯という5A級観光スポットを始め、4A級以上の観光スポットを18処持っています。他に代表的観光スポットに、中山陵、明孝陵、明城墙、玄武湖、夫子庙、紫金山、鶏鳴寺などが挙げられます。