福陵
清の開祖ヌルハチと后孝慈高皇后が眠る陵墓。東郊外にあることから東陵とも呼ばれる。1629年に建設が始まり、1651年に完成した。2004年「明・清朝の皇帝陵墓群」として世界遺産に追加登録された。
正紅門をくぐると神道があり、ラクダや馬の石像が観光客を迎えてくれる。108段の石段を上ると康熙帝の碑文が彫られた碑亭がある。碑亭の後方には方城があり、隆恩門上部には五鳳楼が、中心には隆恩殿が建っている。方城の北門上には福陵の中で最も高い大明楼がそびえている。楼内の額には満州文、漢文、蒙古文で「太祖高皇帝之陵」と書かれている。そして、方城の北側にはふたりが眠る宝頂がある。