張氏帥府博物館

奉天系軍閥の首領だった張作霖とその長男張学良の官邸兼私邸。日本では張氏帥府という名で知られている。これは張作霖が大帥府と呼ばれていたため。1914年の創建で、面積は約3万6000㎡。敷地は東院、西院、中院に分かれている。中院は三進四合院という中国の伝統的建築様式の建物。張親子はここに住んで政務を執った。東院にある大青楼は、3階建て西洋式耐火レンガ建築物。巨大な建物の中には応接室や宴会場があった。また、当時のダンスホールだった帥府舞庁や関帝廟なども残っている。