シーサンパンナ観光

シーサンパンナは雲南省南部シーサンパンナタイ族自治州にあり、北緯21°08′-22°36′東経99°56′-101°50′に位置しています。北回帰線以南の熱帯湿潤地域に属し、気温が温和です。「夏が長く冬がなし、雨が降ったら秋となり」と言われます。一年は雨季と乾季に分け、雨季は5月から10月まです。乾季は10月下旬から翌年5月下旬まで、7か月に達します。雨季の降水量は年間降水量の80%を占めます。海洋より近い、インド洋西南モンスーンと太平洋東南モンスーンの共同影響で長年は湿潤で雨が多いです。原始森林はおい茂っています。植物の種類が多くて「植物王国」と称されます。1993年10月8日にシーサンパンナ国家級自然保護区はユネスコに国際生物圏保護区と認められました。

雲南省の南端に位置してラオス、ミャンマー、タイ、ベトナムに隣接しています。面積はおよそ2万平方キロ、境界線は約966キロにわたります。瀾滄江はシーサンパンナーの南北部を貫いて、国境を流れ出る区間はメコン川と呼ばれます。ミャンマー、ラオス、タイ、カンボジア、ベトナムを経由し、太平洋に注いで行きます。「東方ドナウ川」称されます。

地理的な優位を持つシーサンパンナは東南アジア、南アジアへの交通の要となっています。雲南省対外開放のウインドウとも見なされています。景洪市、モウ海県、モウ腊県と11の国営農場を管轄しています。タイ族、ハニ族、ラフ族、プラウン族、ジノー族など13の少数民族が居住し、総人口の7%を占めています。

シーサンとはタイ族語で十二を意味します。パンナとは1000ムーの田ということです。シーサンパンナとは十二の1000ムーの田を指し、即ちパンナ景洪、パンナモウ養、パンナモウ竜、パンナモウ旺、パンナモウ海、パンナモウ混、パンナモウ阿、パンナモウ遮、パンナ西定、パンナモウ腊、パンナモウ捧、パンナ易武です。