莫高窟
敦煌の東南30キロ、鳴沙山の東側の絶壁に築かれた石窟群で、窟の数は現存するものが492窟あります。これらの窟は5世紀初頭から約1000年にわたり造営、修復が行われたものです。その様式から判断すると、五胡十六国9、北魏23、西魏2、隋97、唐225、五代34、宋70、西夏25、元7、に時代区分がされます。内部は石質が粗い礫岩であるため四壁と天井を漆喰で塗り、その上全体に壁面を描き、塑造の仏像を安置しています。仏像類は2415尊にのぼり、例外的な石彫を除き鮮明な彩色が施されています。
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敦煌の東南30キロ、鳴沙山の東側の絶壁に築かれた石窟群で、窟の数は現存するものが492窟あります。これらの窟は5世紀初頭から約1000年にわたり造営、修復が行われたものです。その様式から判断すると、五胡十六国9、北魏23、西魏2、隋97、唐225、五代34、宋70、西夏25、元7、に時代区分がされます。内部は石質が粗い礫岩であるため四壁と天井を漆喰で塗り、その上全体に壁面を描き、塑造の仏像を安置しています。仏像類は2415尊にのぼり、例外的な石彫を除き鮮明な彩色が施されています。