西漢南越王墓博物館
「西漢(前漢)南越王博物館」は南越国二代目の王の墳丘跡に建てられた博物館で、敷地面積は1.4647 万平方メートルになる。1988年より一般公開された当博物館は、現在一万点あまりの文物を収蔵しており、「南越王墓」の遺構をそのまま保存、公開し、さらに墓室より出土した遺物を展示している。このほか、陳列室には楊永徳.楊張瑞貞夫妻寄贈の「陶枕」も多数展示され、さらに不定期の特別展示も開催している。古代文化の精髄と現代的な趣が調和した当博物館は、テーマごとに合理的に配置された展示と、斬新なデザインにより、「嶺南」における現代建築を代表する建物の一つとして、国内外で六つの賞を受賞するなど高い評価を得ている。