広州のお土産

俗に「食は広州にあり」、広州は食文化の発祥地の一つでもあります 。広州では生み出された魅力的な食品や伝統工芸品が現地のお土産になりました。


        月餅

       月餅の餡は、様々な小豆や木の実などの材料から作られています。日本でも月餅が販売されていますが、日本人の好みに合わ改良された月餅です。月餅が中国の伝統食であり、各地域で異なる餡や皮の月餅が作られました。広州の月餅は、塩漬された卵の黄身が餡と皮に包まれ、「広式月餅」と呼ばれています。         

   

                            

 

老婆餅

広州の伝統菓子です。老婆餅の老婆とは中国語で「奥さん 」、餅は「お菓子」の意味です。冬瓜の餡を包み込んで焼き上げたお菓子です。

 

                                

 

鶏仔餅

鶏仔餅は広州伝統の焼きお菓子であり、広東4大名餅の一つといわれているお菓子です。最初の鶏仔餅は1855年に発明され、独特の材料で作られたお菓子です。餡には、練り込まれた豚の脂身、その上にお酒と砂糖に漬けてピーナッツやクルミといった具材を混ぜてできた餡となっています。

                               

 

盲公餅

クッキーや沖縄のお菓子である「ちんすこう」のような食感で、上品な甘さがあり、お茶を飲む時おすすめのお菓子です。

                               

 

馬蹄糕

外見はゼリーのような透明感があり、和菓子に似ています。広州特産の「馬蹄=黒ぐわい」というものをペースト状態にしたものを砂糖と混ぜて蒸し、ムチムチの食感があります。

                                

 

鉄観音茶

広東省では烏龍茶の中で鉄観音茶が大人気です。日本の烏龍茶より、色が薄めで香りが高級で、苦味は少なく後味にお茶の甘みが残ります。

                               

 

香雲紗

中国の絹織物の中でも上等な織物です。その特徴は、簡単に洗える上、乾きやすいこと。しわになりにくい、十分丈夫なシルクです。また、ウロコのような模様が全体に入っており、黒色の独特の光沢があります。

                               

 

古木家具

古木家具は広州の伝統的な木製家具で、使われた漆は自然素材の生漆のみです。紅木という高級材を使った独特の真っ赤な光沢が特徴であります、木の香りが漂います。