タタール寺

  タタール寺は新疆ウィグル族自治区ウルムチ市解放路の南端に位置しています。1897年、タタール族の人々は出資して建てったモスクです。1919年、徳和といった当地の洋行はまた出資して再建したことから、洋行大寺とも呼ばれています。タタール寺は町中に居住するウィグル族、タタール族、烏孜別克族などの少数民族の宗教活動を行う主な場所であり、ウルムチ市の対外開放のモスクでもあります。前もって寺院と連絡すれば、観光客は中に入ることを許されます。礼拝堂の後ろ側でイスラム礼拝を見学することもできます。


   イスラム教の教規によりますと、女性はモスクの中に入ることができませんが、前もって許可を許せば、女性観光客は入場することができるそうです。寺院の敷地面積は3000余メートル、礼拝堂は約800平米です。前の廊下に支えている柱は多くの彫刻と彩画が施されており、装飾は立派です。礼拝堂は四軒あり、絨毯が敷かれており、約1000人の信徒を受け入れることができます。