新疆地質博物館
新疆地質博物館は中国省級総合的地質科学博物館であり、新疆ウルムチ市友好路に位置しています。同館は新疆鉱脈の探索成果、地質学の普及及びそれに関わる科学知識を紹介するプロ展示館であり、五部分、七つホールに分けられており、内容が豊富で詳しいです。展示品は生き生きとして多様性を持っています。館内に宇宙地球ホール、生命進化ホール、金属鉱産ホール、非金属鉱物ホール、エネルギー鉱物ホール、宝石ホール、観光地質ホール、環境地質ホールが設けられています。
同館は鉱物、岩石、動物、植物などの化石標本を1.2万余点集めています。一級品を100余点揃っています。長さ1.7メートル、直径62センチ、重さは約780キロの水晶,直径35センチ、厚さ35センチ、重さ102キロ、銅の含有量は99.84%に達する円状の天然銅,重さ1.2カラットの新疆で初めて発見された透き通ったダイヤモンド,アルタイのペグマタイト鉱床でとれた大型緑柱石,白雲母,和田玉,色とりどりのトルマリン,宝石などが見られます。その他に、1983年、中国で初て発見された、ウルムチオオサンショウウオといった今から2億3千万年前の両生類脊椎動物と蘇氏巧竜といった1億6千万年前の脊椎動物の化石標本も収蔵されています。
館内は地球科学、新疆鉱物、新疆鉱物資源開発利用と地質専科といった四つ陳列ホールが設けられています。面積は2400平米あります。新疆で発見された121種の中の115種鉱物が陳列されています。時にキャンプを行い、地質科学の普及するイベントを繰り広げ、専門の展示会を開きます。
新疆地質博物館は元々新疆地質鉱産陳列館と呼びました。中国科学教育基地と定点観光単位と指定されています。1階のロビーに入り、1枚巨大の新疆衛星写真が目の前に映り、新疆の山岳と河川の地形をきれいに映っています。その上に大きな透き通った色とりどりのガラス槌体が4階から垂れ、錐心はちょうど新疆に向かっています。左側は科学知識、科学普及教育とSF仮説を一体となる宇宙地球ホールです。右側は生命進化ホールであり、大量の化石標本と太古景観模型を通じて唯物論進化観点を宣伝しています。二階と三階は鉱物資源ホールであり、それぞれ金属、非金属、エネルギー鉱物と宝石鉱物を紹介しています。四階は観光地質ホールと環境地質ホールと共用する所であり、観光地質ホールに巨大の地質建築模型と六つ有名な観光地のマイクロ景観模型が設置され、地質作用に関わる新疆主な観光コース、観光地の概況と特徴などを明らかに展示しています。
非金属鉱産ホール
非金属鉱産はすべでの鉱物種類の三分の二以上を占めています。開発できる大きなポテンシャルを持っており、顕著な付加価値効果があります。非金属鉱産種類が多く、埋蔵量と資源量が豊富です。ナトリウム硝石、カリ、ひる石、ベントナイトなど14種類があげられます。
金属鉱産ホール
新疆の鉱産資源が豊富で、開発できるポテンシャルが大きく、中国鉱物資源重要な戦略候補区となっています。黒金属、非鉄金属、貴金属、希少金属、レアアース、稀散金属を集め、50余種鉱産の標本及び工業商品を展示しています。展示品が多く、模型が大きくて迫真で、新疆鉱産資源を理解することができる行き先だと思います。
エネルギー鉱産ホール
グラフで新疆とタリム、ジュンガル、トルファン三大盆地の石油、天然ガス資源と開発における情報を概括し、模型で塔河、彩南、?善といった三つ油田の容貌を簡略に表現し、数多くの石油製品で新疆石化工業の発展を示し、坎児井模型で先祖に崇拝の気持ちを表しています。その他に石炭、ウランなどの鉱業における成果を紹介しています。
環境地質ホール
大自然は新疆に豊富な宝物を授かるほかに多くの美しい風景をも作り出しています。奇麗な写真、マイクロ景観模型などを通じて新疆の魅力が感じられます。しかし、新疆における地質災害は多く、被害が大きいです。ここで主な環境地質及び災害防止を紹介しています。現在と後代の子孫のために資源を大切にし、環境保全を重視するようと呼びかけています。。
宝石ホール
宝石、玉石と観賞用石は鉱産資源の一つ構成部分です。新疆は昔から「金玉の里」の美称を持っています。宝石鉱産資源が非常に豊富です。ホールは格別で、古めかしいムードを溢れています。今まで新疆で発見したすべての宝石が展示されています。全部は21種類48品目あり、玉石は13種類21品目あります。同時に形の珍しい観賞石も展示されており、来場者の目を楽しませます。