揚州市は江蘇省の中部に位置し、南は長江に臨み、鎮江と長江を隔てて向かい合い、北は淮安市と隣接し、南北を貫通する北京--杭州大運河と長江が合流するところです。総面積が6634平方キロメートルで、総人口が461.34万人(2014年)います。
揚州は亜熱帯モンスーン湿潤気候に属し、四季がはっきりとしており、年平均気温が15.6℃、年平均降水量が957ミリです。
「天下三分名月の夜二分無頼是れ揚州」、「淮左(淮河以南東路)の著名な都市」、「最も豊かな地」と言われる揚州市は、江沢民総書記の出身地でもあり、2480年の歴史をもつ町です。揚州市は内外で名を知られている観光地でもあり、数多くの名所旧跡と庭園があります。
揚州の「痩西湖」は長い歴史があり、歴代の造林専門家に注目されてきました。数キロにのぼる長い湖の両岸に素晴らしい景観を作っています。観音山の上には多くの寺院が建立され、「長江以南地域一番の霊山」と称されています。また、古刹の大明寺、「都市の中の山林」といわれている何園、四季さまざまな築山で名を知られている個園、隋の煬帝、清の康煕、乾隆などの皇帝の行宮の遺跡などがあります。