カシュガル観光スポット

カシュガルの観光スポットについては、次の紹介をご覧ください。人気の観光スポットやカテゴリー別観光スポットでカシュガルの魅力を存分にお届けいたします。

自然景観

タクラマカン砂漠

タクラマカン砂漠は昔から「死の海」「死の世界」などと伝えられており、「タクラマカン」とは「一度入ったら出られない」ということを意味しています。この砂漠は新疆ウイグル族自治区の南部にあたるタリム盆地の中心に位置し、東西に約1000㎞、南北に約400km、総面積336700?と中国最大の砂漠で、世界でもアフリカのサハラ大砂漠に次ぐ世界第2位の面積を誇る流動砂漠です。 果てしなく広がるタクラマカン砂漠はかつての海底が砂漠になったもので、現在もまるで波打つ大海原のようで、長年にわたり語り継がれたロマンが隠されており、国内外の多くの冒険家が目指す「楽園」とも伝えられています。その中でも、1901年...

宗教・信仰・寺

エイティガールモスク

明の時代、1442年に建造されたエイティガールモスクは中国最西端のカシュガル市のエイティガール広場の西側にあり、新疆ウイグル自治区だけでなく中国国内でも最大のモスクとして機能しています。また、中央アジアにまで大きな影響を持っているモスクの1つと伝えられ、現在では新疆ウイグル族自治区の重要文化財に指定されています。ここは宗教の聖地としてではなく祝日祭典を催す施設としても活用され、エイティガールの名前は「祭日の礼拝堂」という意味を持っています。西に背を向けて東に面する配置で、南北に140m、東西に120m、敷地面積は16800ヘクタールに達し、モスク全体は礼拝堂、教経堂、正殿、外殿、庭、客室、ミナ...

陵墓・陵園

アパク・ホージャ墓(香妃墓)

アパク・ホージャ墓(香妃墓)はカシュガル市から東に5kmの地点に位置し、新疆ウイグル族自治区の重要文化財に指定されています。敷地面積は2ヘクタールに達し、17世紀、カシュガルの政治?宗教の実権を握っていたマホメットの末裔とされるホージャ一族の墓とされています。また、イスラム教の代表的な建築群及び著名イスラム聖職者の墓として昔から知られています。資料によると墓には5世代にわたる一族72人がここに葬られていますが、実際に発見されたのは58人分の墓だけです。その中の第1代目の墓にはイスラム教を布教した宣教師・ユスフホガの遺体が、第2代目の墓には長男のアパホコガの遺体が保存されていました。父のイスラム...

公園・庭園、動植物園、アミューズメントパーク

金胡楊国家森林公園

金胡楊国家森林公園は新疆ウイグル族自治区澤普県から南西に40km離れ、ゴビ砂漠に囲まれた地点に位置します。ヤールカンド河の水に育まれた沖積平野が周囲の高い山々に囲まれており、美しい景色が広がっています。金胡楊国家森林公園が属する澤普県の「澤普」という言葉は「人々に隔てなく恩恵をもたらす」という意味であり、ウイグル族の言葉から解釈すると「黄金とともに流れる川」という意味になります。これは、ヤールカンド河の畔に生い茂るポプラ(胡楊)の樹木が秋になると綺麗な黄金色に染まり、ヤールカンド河の水面にその景色が美しく映えることが由来となっています。そして現在では、「金胡楊国家森林公園」と名付けられています...

古鎮・古城

公主堡

公主堡は新疆ウイグル自治区タシュクルガン・タジク自治県にあるタブタ郷から南に10kmほど離れたところに位置する古代城堡です。公主堡がある山の一部では地勢が険しく登ることが困難であるとされており、北はカピス嶺に通じ、海抜は4000mに達しています。かつて、天山山脈の南に位置する重要なシルクロードの関所であったとされています。また、約1200年前の唐の時代の三蔵法師がここを通った時、次のようなロマンチックな物語が伝えられています。 昔、ボリスという国の王が美しい漢民族の皇女をお嫁にもらうことを約束されていました。花嫁である皇女一行を迎えた護衛隊がこの山の麓に辿り着いた時、周辺で戦乱が起こった...

民俗郷土景観

エイティガール民俗文化観光区

エイティガール民俗文化観光区は新疆ウイグル族自治区カシュガル市から北西に16km離れた疏附県欄杆郷沙依4村に位置しています。この観光スポットはエイティガールモスク及び周辺にある古い市街地をベースにして進められた観光資源を中心に構成されています。具体的にはエイティガール貴金属などのアクセサリー売り場、民俗お土産売り場、エイティガールモスク礼拝堂区域、エイティガールモスク広場、観光塔、民俗博物館を中心に構成されています。 その中でもアクセサリー売り場は現在のカシュガル市においてサイズの大きい金などの貴金属やアクセサリーを売買する市場で、ここでは新疆ウイグル族自治区だけではなく中国全土から集ま...